菊芋ってなに??
- ひなた
- 2021年5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年9月1日
What's KIKUIMO?

菊芋とは?
植物名・学名:菊芋(キクイモ) Helianthus tuberosus
和名・英名:キクイモ / ブタイモ Jerusalem artichoke
科名・属名:キク科 ヒマワリ属

菊芋は、菊に似た黄色い花を咲かせ、「菊に似た花を咲かせる芋」という事が名前の由来です。
秋に鮮やかな黄色い花を咲かせ、その後、根が肥大化したものです。
形は生姜に似ていますが、切ってみると生姜が黄色いのに対し、菊芋は白です。
レンコンの様な味とサクサク食感で、香りはごぼうに似ております。
生のままでも食べることができます。熱を加えると甘みがさらに増し、ホクホクの食感になります。
体にいいの?
菊芋は、イヌリン・食物繊維・たんぱく質・ミネラルと、豊富な栄養素を含んでおり、その中でも主成分である「イヌリン」が注目され、「天然のインシュリン」と呼ばれています。
「イヌリン」は、水溶性食物繊維で、糖質の吸収を抑える働きがあります。
すべての野菜の中で、イヌリンが最も多く含まれているのが菊芋です。
菊芋は、「芋」ではありますが、デンプンをほとんど含んでおりません。
血糖値、血圧の上昇を抑え、糖尿病やメタボの対策に効果的です。
また、腸内で善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整えるのにも役立ちます。
菊芋にはイヌリン以外にも、塩分を体内から取り除くカリウムを多く含み、塩分過多で起こる高血圧にも効果が期待できると言われています。
その他、カリウムが足りないことで起こる筋肉の痙攣などを防ぐ役割もあります。イヌリンによって血糖値を抑え、カリウムにより血圧を抑制する効果があり、積極的に摂っていきたい菊芋です。
ダイエットにも効果アリ?
菊芋にとても多く含まれるイヌリン(水溶性食物繊維)は、腸に届くと水分を吸収してドロドロとしたゲル状になり、余分な糖質を包み込み、結果的に消化・吸収を阻害すると言われています。菊芋を食前や食事中に摂取することで、急激な血糖値の上昇を抑えられる理由です。
血糖値の急上昇は糖尿病や様々な生活習慣病の原因になると言われている為、「菊芋」は、糖尿病や血糖値が気にする方に大注目されています。
血糖値の急上昇は、脂肪の蓄積にもつながると言われており、ダイエットにも菊芋はおすすめです。
また、ゲル状になったイヌリンがゆっくり腸内をキレイにしながら移動するので、腸内環境の改善が期待できます。
腸内の悪玉菌が優勢だと便秘になりがちですが、イヌリンは善玉菌のエサになって善玉菌を増やしてくれます。腸内環境の改善は、肌質向上やダイエットにもつながると言われています。
菊芋に含まれるイヌリン(水溶性食物繊維)により、便秘が解消し、腸内環境が改善し、血行を良くなり、体温が上がり、免疫力アップ・代謝アップされたいう声を多くいただいています。
一度にたくさん摂るよりも、少しずつ毎日のお食事に菊芋を取り入れることで便秘や便秘によるお腹ポッコリの解消が期待できます。
どうやって食べたらいいの?
菊芋は、自然食のお店などでは、見かけますが、まだなかなか気軽に手にできる野菜ではありません。
生野菜、唐揚げ、味噌汁など、様々な食べ方ができます。
※加熱しすぎるとイヌリンの成分が減少していきますので、生のまま、もしくは短時間での加熱をおすすめします。
ぜひ、ふだんの生活に、キクイモを活用してみましょう。
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